Product 評価方法や規準などをまとめた 試験項目リスト

ある程度大きな組織になるとマニュアルがしっかりしてくると思われます。ただし、体裁を重視するために読みづらいだけで、内容がなかなか身につかないと感じました。特にそういった感じを受けたのが試験項目です。

開発中の試作品、導入を検討している製品について、商品化に向けた製品強度や梱包落下確認、各種基準への適合評価などを実施するのですが、マニュアルには長々とした文章が書かれていたり、参考にするISOやJIS規準の番号が書かれているだけで、何をすれば良いのか?どうなれば合格なのか?といった部分にたどり着くまでに、都度資料をひっくり返したりして、とても時間を取られました。

このような経験から作成したのが、試験項目リストです。製品の種類ごとに、実施する試験の項目、試験の方法、判定基準、記録方法などをまとめておきます。すると、いちいち規格の番号を辿って、分厚いマニュアルに目を通す必要がなくなり、業務を効率化することができます。無駄な情報も入っていないので、新入社員や中途採用者の教育などでも、まずは試験項目リストで試験の概要をつかみ、詳細は個々の規格を読み込んでもらう形にすれば、効率的に教えることができると考えます。

個々の商品開発時には、試験項目リストから抜粋して試験項目表を作成します。商品開発の初期に試験項目表があると、どういった点に注意して設計する必要があるか、商品開発中に何を評価をすれば良いかといった点が整理できたり、お客様から試験項目の書類提出などを求められた際に新たに書類を作成する必要がなくなるので便利です。

※お客様に提出する場合は、提出用に内容や基準値などの精査が必要になります。

新しいカテゴリの製品で、新たに試験項目を設定する場合は、評価方法の検討から行います。ただし、全くゼロから検討するということはほとんど無く、既存の類似商品を参考に設定するケースが多いです。新たに設定した試験項目をリストに加え、内容を蓄積していきましょう。

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